女優の八千草薫さんですが現在はがんとの情報がありました。
ヒロイン降板の理由もがんだからなのでしょうか?
ということで、現在御歳88歳の女優八千草薫さんの心配な現在の状況と、過去の可憐な宝塚時代や数々の映画ドラマ出演の実績を調べてみました!!
それでは最後までお付き合いください!
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八千草薫の現在!
八千草薫さんの現在、ということで調べてみましたが、実は1年ほど前にすい臓がんが見つかり、手術を受けていたことがわかりました。
予後は順調だったそうで、その後もドラマや舞台出演もこなしていましたが、2019年に入ってから今度は肝臓にがんが見つかったとのことで、現在は仕事をキャンセルして治療に専念、1月末には退院し、ご自宅で療養されているご様子です。
穏やかで優しいお母さん、もしくはおばあちゃんといったイメージのある八千草薫さん。
まさか、がんに侵されていたとは知りませんでした。
現在は自宅療養中とのことなので、落ち着いたらまた復帰されるといいですね・・・。
八千草薫がヒロインを降板したドラマは?
そんな八千草薫さんがヒロインを降板したというドラマについて調べてみました。
テレビ朝日系列で2019年4月から放送予定だった『やすらぎの刻〜道』です。
これは、2017年に同じ枠で放送された『やすらぎの郷』という倉本聰さん脚本、石坂浩二さん主演で大いに話題になった作品の続編なのです。
前作の『やすらぎの郷』で、八千草薫さんは、姫と呼ばれるチャーミングな元大女優を演じていました。
劇中では、すでにその生涯を終えていますが、今回の新作では、やすらぎの郷という、いわば芸能人の隠れ老人ホームのような場所で巻き起こる日々の事件とともに、劇中劇が進行して、その劇中劇の主役の女性を、八千草薫さんの姫が演じる、という二重構造が想定されていました。
しかし今回の病気療養によるキャンセルで、この劇中の主役もキャンセルとなってしまい、過去の姫の場面だけは継続して出演する運びとなり、現在に至っているようです。
見どころ満載の設定に期待していたファンには残念ですが、今はまず、元気になって復帰していただくことが先決で、快癒を祈るばかりです。
このヒロイン役は、風吹ジュンさんが代役として出演することになったようです。
現在66歳の風吹ジュンさん、20歳以上の差があり、だいぶ若くなったようなイメージがありますが・・・?
風吹ジュンさんならきっと上手く演じてくれることでしょう。
八千草薫がヒロインを降板した理由は「がん」だから?
そういった事情ですから、八千草薫さんがヒロインを降板した理由は、まさに「がん」でした。
幸いといっては語弊がありますが、ご高齢の方のがんは進行も遅いと言われますので、今すぐ命に別状はないと期待したいし、もちろん完治していただきたいと心から願うのみです。
ドラマの中での設定は、91歳でしたが、実際の年齢は、1931年生まれの88歳。
人生100年時代と言われる昨今、長台詞にも大変な撮影にも果敢に挑戦されている八千草薫さんに、老境の雰囲気は感じられませんよね。
むしろ、この年代の女優さんとしては異色の活躍だとしみじみ感じ入るしだいです。
若い方でも、テレビドラマやCMで、顔を見たことのない人はおそらくいないでしょう。
特に近年、2013年の『最高の離婚』(日本テレビ)では、尾野真千子演じる孫の嫁に理解のあるおばあちゃん役、2018年の『執事 西園寺の名推理』(テレビ東京)では、上川隆也演じるクールな執事が使える女主人の役をされて話題になっています。
特にこの車椅子で生活するセレブ、伊集院百合子さまの役柄は愛らしく、年齢を超えて好かれる女優さんの本質を教えてくれた気がします。
ちなみに、この『執事 西園寺の名推理』は好評につき、シリーズ第二弾が2019年4月スタートになりますが、女主人の役は、ベテラン女優の吉行和子さんが演じると発表されました。
おっとりとしてチャーミング、黙っていても気品漂う八千草薫さんのイメージから引き継がれる、個性派タイプの吉行和子さん。
ご本人もインタビューでは
「お金持ちの奥様という役は初めてです。だいたい貧しい女性の役が多いので、このギャップをどう埋めていくか、とても楽しみです。
とおっしゃっていて、実際には少々戸惑いを隠せないようですが、女優さんとしては挑戦のしがいもあることでしょう。
これもまた楽しみですね!
八千草薫の宝塚時代について!
年齢を重ねてもなお、チャーミングで愛される八千草薫さんですが、その宝塚時代はどうだったのでしょうか。
1931年生まれの八千草薫さんは、幼い頃に父親を亡くし、母一人子一人の生活でしたが、決して貧しかったわけではなさそうです。
というのも、私立学校である聖泉高等女学校(現:プール学院中学校・高等学校)に通っていて、その在学中に、宝塚音楽学校に合格したからです。
昭和6年生まれの、いわゆる戦中派ですから、女学校に通っていたとなると、やはりちょっとしたお嬢様だったのでしょうか。
1947年、16歳で宝塚歌劇団に入り、入団当初はコミカルな役柄を得意としたと言われています。
しかし、1951年の『源氏物語』で演じた若紫が清楚で可憐、表現力も評価されて、一気に頭角を現します。
その後、創設された「映画専科」に所属、映画へと活躍の場を移し、1957年に宝塚を退団し、女優として一本立ちしていきます。
宝塚在籍中から、東宝映画などの出演が多かったため、お嫁さんにしたい有名人(当時からあるんですね〜!)では、常にトップクラスだったと言われています。
鼻筋の通った上品な顔立ちは、当時から清純派のイメージだったのですね。
若い頃の写真では、綾瀬はるかに似ている、なんて声も上がっています!
そんな好感度女優の八千草薫さんですが、実は大胆な恋の結果の結婚をしています。
1957年26歳当時、19歳年上の演出家、谷口千吉氏と結婚しています。
世界のミフネこと、あの大俳優の三船敏郎を発掘したことでも知られる谷口千吉氏、過去に二度の結婚歴があります。
一度目は脚本家の女性と1年も持たないスピード離婚、二度目は初監督作品に出ていたハタチの清純派スター若山セツ子と電撃結婚、6年ほど連れ添ったあたりで八千草薫さんと出会っています。
そのおつきあいが不倫関係であったかどうかは時期が微妙ですが、ここで二度目の離婚。
八千草薫さんと、周囲の猛反対を押し切って結婚。
結果的にはその後50年間仲睦まじく生活することになりますが、当時は仕事も干されて、世界のミフネを見出すほどの眼力の監督としてのキャリアに関しては、本当に不幸な結果となりました。
しかし、女は強し???
まだ20代であった八千草薫さんは、結婚も名声も手に入れて躍進していきます。
美人女優としての過渡期もあったかとは思いますが、ごく自然にお母さん役に移っていきます。
1975年の『赤い疑惑』(TBS)では、当時人気絶頂の山口百恵さんのお母さん役でした。
が、この時、山口百恵さんが忙しすぎて、同席のシーンでもスケジュールが合わず、吹き替え(影武者)相手の撮影ばかりという事態に不満をぶつけ、6話までで降板しています。
この人気シリーズでは他にも、有馬稲子さん、志村喬さんなどの大御所が降板しているそうですから、映画育ちの俳優さんにはかなりきつい現場だったと創造されますね。
百恵ちゃん人気、おそるべし!!
それでも、1977年の主演作、山田太一氏脚本の『岸辺のアルバム』(TBS)では、平凡な中流階級の主婦が不倫する、という衝撃的な役を演じて大きな反響を呼びます。
この作品は、ハッピーエンドがほとんどであったホームドラマの概念を変える衝撃作になったわけですが、主演の八千草薫さんの演技の幅広さもまた、世に知らしめる結果となりました。
常に上品なイメージと、良妻賢母像を求められてきた八千草薫さんですから、思うところも大きかったのではないでしょうか。
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八千草薫・まとめ
八千草薫サンの現在や過去の経歴について調べてきましたが、現在、ヒロインはもちろん、舞台なども降板され、がんで療養中であることは確かなようです。
綾瀬はるかに似ているとも言われる宝塚時代の美しい姿は、検索するとたくさん出てきました。
この気品漂う美しさは、ちょっと現代の女優さんの比較にはならないのではないでしょうか。
年齢を重ねてなお、チャーミングで魅力的な八千草薫さん、1日も早いご回復をお祈りし、復帰をお待ちしましょう!!!
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました!
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大変嬉しくなる説明が多く、恐れ入りました。八千草薫様は、いくつになられても、清楚で愛くるしく、チャーミングな女優さんだと私は、思っています。ありがとうございます。
大変ありがたいお言葉を頂き、嬉しく思います。ありがとうございます。これからも頑張ります!