栃ノ心の大関・横綱の可能性は？春日野親方との秘話！まわし？

大相撲初場所は栃ノ心の優勝で幕を閉じましたね。

栃ノ心ってあんなに強かったでしょうか？

栃ノ心の大関・横綱への可能性を考えてみました。

また問題になっている春日野親方との関係や秘話（まわし）なども

書いて参ります。

それでは最後までお付き合いください！

栃ノ心が優勝した理由！

栃ノ心の優勝で幕と閉じたこの大相撲初場所

日馬富士暴行問題・式守伊之助セクハラ問題・大砂嵐無免許事故問題

そして過去の春日野親方の暴力隠ぺい問題と

大相撲協会のウミがわんさか出ましたね。

白鵬が先場所、優勝会見で言っていたウミ、

意外な形で次々に出て来ましたね。

まぁ出るものは全部出した方が良いでしょう！

話を栃ノ心に戻しますね。

今場所の栃ノ心の相撲を見ていると

一言で『安定感』・『慎重』の相撲が目立ちました。

今までと何がそんなに違ったのか？

栃ノ心の体調・怪我が回復！

栃ノ心は一度、右膝の靭帯を断裂し

幕下55枚目まで落ち、幕下優勝2回、十両優勝2回

を連続で行い再入幕を果たしました。

その右膝の怪我が回復している様子ですね。

怪我をしたのが２０１３年ですから５年経っているので

既にかなり回復しているのでしょう。

サポーターを現在でもガッチリしているので

完全な回復は出来ないのかもしれません

（再発防止の為なんかもしれませんが）

ともあれ、体調はすこぶる良さそうです。

そのけがの回復が今回の優勝につながったとも言えますね。

栃ノ心の相撲の取り方・技に変化！上手を見せ球に！

栃ノ心のイメージは左上手からの『寄り』・『投げ』

がいつもの勝ちパターンでした。

左上手が生命線。

これが上手く取れた時は、栃ノ心の勝利はググッと近づきます！

しかし、

取れないとほぼ勝てませんでした。

これが栃ノ心の良い部分でもあり悪い部分でもあります。

左上手が取れるか取れないかで勝ち負けが決まっていました。

これだと勝率は上がりません。

相手力士も研究しているので

絶対に上手を取らせないようにして来ます。

だから離れて取られたり、がっぷり四つにならないと

案外コロッと負けていました。

栃ノ心はがっぷり四つに組めば相当な底力を発揮するのです！

そこで！今場所の相撲、何が違うのか？

まず今場所の１４勝のうち勝った決まりてを見てみますと

寄り切り１０勝

突き落し１勝

突きだし１勝

吊りだし１勝

突きだし１勝

になっています。

なんと上手投げが無い

そして寄り切り以外で４勝しているという事です。

先場所は９勝しているのですが

寄り切り８勝

寄り倒し１勝なんです。

相撲に幅が出来たんです。

それは左上手にこだわりながらも

そのう上手が取れなかった時でも

負けない相撲が出来ているのです。

まずはこの相撲を見て下さい！

初場所２０１８　千秋楽　遠藤戦

https://youtu.be/soDG86r3XNw

遠藤は上手い相撲で栃ノ心の左上手を警戒しながらも

頭を付け、いい形になっています。

もし、これで栃ノ心が左上手にこだわり

取りに行こうとしていれば

遠藤の術中にはまり負けていたかもしれません。

しかし栃ノ心は上手にこだわらず

おっつけます。

これが良かった。

低かった遠藤の状態は上がってしまい

力を失ってしまいました。

状態が上がってしまった遠藤はなすすべなく押し出されてしまった訳ですね。

そして終始栃ノ心は前に前に圧力をかけていましたね。

これも相手としたら嫌なものです。

この相撲から

栃ノ心の左上手は、見せ球として仕えているわけです。

これが今まで栃ノ心の相撲には無かったところですね！

相手力士は栃ノ心に

上手を取られたら勝てない！そう思っているのです。

これは白鵬などもそうなんです。

全力士が白鵬に上手を取られたら勝てないと警戒するがあまり

他のケアが出来なくなってしまい

白鵬は上手十分にならずして勝ってしまうのです。

上手を見せ球に使っていた訳ですね。

自分の形にする事も大事ですが

白鵬・栃ノ心レベルまで来ると

見せ球にも使える訳ですね。

十分警戒させといて他で勝つ。

上背があり腕力（かいなぢから）が強い力士の特権ですね。

栃ノ心の引き落とし

今場所の相撲でピンチだったのが

４日目の高安戦・１１日目の宝富士戦ですね。

どちらも土俵際まで押され引きでぎりぎり勝った相撲です。

宝富士・高安の作戦が勝ってしました。

https://youtu.be/db1tCE371BU

途中まで離れて『突き』や『押し』

栃ノ心もつられて応戦。

それが良くなかった為、土俵際まで追い込まれてしまいます。

ただ最後の引き技で勝利！

これは一か八かの勝利、執念の勝利でした。

１敗した鶴竜戦もそうですが

へたにツッパリや押しを見せると

やられますね。

栃ノ心は組んで初めて力が出る力士です。

離れれば離れるほど弱い

そして『カッー』ときて相手に便乗しなことですね。

これも負けパターンになる時です。

やはり左上手を取りに行き

警戒していたら見せ球に使いながら他で勝つ

それに尽きますね。

栃ノ心の大関・横綱の可能性！

平幕で１度優勝したくらいで

大関・横綱はちょっと早いのでは？

と思ってしまう人がいると思います。

しかし、

今場所の栃ノ心の相撲を見ると

そうは言えません。

危ない相撲がほとんどなく

しっかり自分の相撲を取りながら

且、それを利用して勝利を収めているところをみると

盤石に近づいているからです。

元々、パワーや上手の使い方、胸が合ったら強かったのですが

どうしても、柔軟性がありませんでした。

上手にこだわり過ぎて負ける事もありました。

特に白鵬にはがっぷりで勝に行き

細かな技で負けてしまっていました。

がっぷりだと白鵬に分がありますからね。

まぁ、栃ノ心が今場所の相撲を来場所以降も取れれば

大関は固いですね。

栃ノ心の大関の可能性

何しろ白鵬や鶴竜に勝たなくとも

大関にはなれます。

３場所の成績で３３勝すればいい訳ですから

但し三役でなければなりませんので

もし、次の場所関脇で優勝もしくは優勝争いをして

１０勝すれば可能性は大ですね。

もう一場所見るかもしれませんが

個人的には上げても問題ないと感じます。

近い将来、大関にはなれるでしょう。

栃ノ心の横綱の可能性？

さて、大関になれたとしても横綱となると話は別です。

年齢的にこのチャンスを逃すと

なかなか難しいかなとも思いますので

いくなら一気が良いですね。

ただし、横綱になるなら

白鵬・鶴竜・稀勢の里には

勝たなければなりません。

個人的に思う事ですが

横綱になる条件としては、横綱に勝たなければならない

そう思っています。

ですので稀勢の里には勝てるとしても（栃ノ心９－１６）

白鵬に勝てるかですね。

白鵬には０勝２５敗と１度も勝っていません。

ここがネックですね。

また鶴竜には

１勝２１敗と圧倒的にやられていますね。

こちらも壁ですね。

しかし！朗報です。

白鵬・鶴竜共に

以前の力はありません。

いくなら今ですね。

ただ白鵬戦についていえば

頭を付けて白鵬に上手を取らせないようにし

自分有利の体勢に持ち込むべきですね。

白鵬にがっぷり四つで勝つのは横綱になってからで良いと思います。

逆に

鶴竜に関してはがっぷりの方が良いのかもしれません。

前まわしを取られても落ち着いて

胸を合わせに行った方が良いですね。

それの方が勝てる可能性は上がると思います。

実質この二人に勝てれば横綱も見えてくるでしょう。

栃ノ心も３０歳という年なので、

今後、伸びしろは少ないです。

怪我に気を付けながら頭を使った相撲を展開して欲しいですね。

栃ノ心と春日野親の秘話・関係・まわしとは？

春日野親方が世間から批判される中

栃ノ心は親孝行を果たしました！

春日野親方は号泣しました。

ここで質問です！

栃ノ心のまわしの色って何色だと思います？

今は色んな回しの色が流行っていますが

栃ノ心のまわし、やけに汚くありません？

もはや何色なのか見当が付きません。

それには理由があるんです。

なんと！

春日野親方のまわしを使っているらしいのです。

えー・・・・。

まわしって洗わないで干すだけですよね。

そういう事です。

それだけ栃ノ心は春日野親方をリスペクしているそうなんです。

しかしそんな春日野親方にゴルフクラブで殴られありした過去もあるそうです。

また２３年１０月に幕下力士２人を連れ出し部屋の門限を破り、師匠の春日野親方（元関脇栃乃和歌）からゴルフクラブで殴られたこともある。いったん部屋を飛び出したが、数日後に戻り親方に土下座で謝罪。被害届を出さなかったため事件化は見送られた。

そんな過去もあったんですね。

栃ノ心と春日野親方の間には信頼関係があるのでしょう。

個人的には春日野親方の隠ぺい事件の真相を見ると

かなりまずいと思ってしまいますが

それは今後、処分があると事でしょう。

栃ノ心・まとめ

今回は２０１８年初場所優勝した

栃ノ心の大関・横綱の可能性について書いて参りました。

いかがだったでしょうか？

今後の活躍に注目が集まります。

今場所だけでなく来場所以降も安定した力を見せて欲しいですね。

それでは最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。